制度紹介
グリーン政策を推し進めるために、各自治体が定めているさまざまな制度について、その制度を導入している自治体を併せて紹介します。
地球温暖化対策計画書制度
■制度の概要
事業者の計画的な温室効果ガス排出量を推進するために、温室効果ガスを相当程度以上排出する工場やビルなどの事業者に対して、地球温暖化対策計画書の作成と自治体への提出を義務づける制度です。
建築物環境計画書制度
■制度の概要
建築物の環境性能を総合的に評価して公表することで、環境に配慮した持続性の高い建築物が評価される市場の形成と新たな環境技術の開発を促進するための東京都独自の制度です。
建築物環境配慮制度
■制度の概要
事業者が一定規模以上の建築物を建てる際に、国土交通省主導下のCASBEE(Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency)と呼ばれる建築物総合環境性能評価システムに基づいて作成した「建築物環境配慮計画書」を自治体に提出することを義務付ける制度です。
排出量取引制度
■制度の概要
自治体が定めたCO2の許容排出枠(キャップ)を工場やオフィスなどの大規模事業者に割り当て、排出量が排出枠を超える事業者と余る事業者との間で排出枠を取引(トレード)することにより、効率的に排出削減を図る市場志向型の制度です。