横浜市
二酸化炭素排出削減目標
制定年 | 目標値 | 目標年 | 基準年 | 条例計画 |
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2008年度 | 温室効果ガスを一人あたり−30%(約530万トン/年) | 2025年度 | 2004年度 | 横浜市脱温暖化行動方針 |
自然エネルギー導入目標
制定年 | 目標値 | 目標年 | 基準年 | 条例計画 |
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2008年度 | 再生可能エネルギー利用を10倍に拡大 | 2005年度 | 2004年度 | 横浜市脱温暖化行動方針 |
地球温暖化対策・自然エネルギー普及政策
項目 | 有無 | 内容 |
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自然エネルギー設備設置者への支援・助成 | ○ | 太陽光、太陽熱 |
計画書制度 | ○ | 温暖化対策計画諸制度 |
排出量取引制度 | − | 検討中 |
建築物についての政策 | ○ | 建築物環境配慮制度(CASBEE横浜) |
グリーン電力・熱証書 | ○ | グリーン電力証書:政策実施に向け具体的に検討中 |
地球温暖化対策事業本部
(40人)啓発のためのイベント開催、市民・事業者・大学等との連携
具体的な政策および制度
横浜市生活環境の保全等に関する条例地球温暖化対策を更に推進するため、条例の一部を改正(平成21年2月)した。施行は平成22年4月から。 1. 建築物環境配慮制度(CASBEE横浜)の拡充: 建築物の環境性能の情報を市民が入手しやすくすることを通じて、環境に配慮した建築物の取引を促進する。改正内容は、建築物環境性能表示の表示および届出を義務付け、建築主等は、建築物の環境性能を説明に努める義務を負う。対象を延べ床面積2,000m2に拡大 2. 地球温暖化対策計画書制度の拡充: 業務部門のカバー率を向上させるとともに、事業者の自主的な取組をさらに推進: 対象事業者を拡大(温室効果ガス排出量を市内で合算した量が相当程度多い事業者、自動車を多数事業用に使用する事業者)、削減取組に対する評価を行い、優良事業者を表彰、横浜市による一括公表を行う。中小企業は任意で制度に参加できる。 3. 再生可能エネルギーの普及促進するための制度の新設: CO-DO30の目標「再生可能エネルギーの10倍拡大」に向けて取り組む。新築建築物(延べ床面積2000m2以上)を建築する際、再生可能エネルギーの導入について検討し、報告することを義務付けなど。 |
2008年1月に「横浜市脱温暖化行動方針(CO-DO30)」を策定し、 2025年までに一人当たりの温室効果ガス(CO2)を30%減、2050年までに60%減という目標を掲げた。この、CO-DO30では、「生活」「ビジネス」「建物」「交通」「再生可能エネルギー」「都市と緑」「市役所」の7分野で具体的な政策方針を立てている。 さらに、2008年5月に国が募集する「環境モデル都市」に応募し、7月に他の5都市とともに選定された。「環境モデル都市」提案では、「家庭」「再生可能エネルギー」「交通」「地域連携」というCO-DO30に基づいて具体化しようとしていた施策を、重点的かつ先行的に提示している。 |
CO-DO30の中で、再生可能エネルギーを現在の10倍にする目標を設定し、再生可能エネルギー市場の拡大を図るため、政策・社会・ビジネスモデルを実証する導入プロジェクトを進めている。 |
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